私希夷斎が敬愛して已まない、孤高の印人、（故）計良袖石 先生の印譜が出来上がりました。計良先生ご夫妻とも懇意にされ、群馬篆刻協会の会員にして希夷斎の大学後輩でもある、永田灌櫻君の一大プロジェクトによるものです。先ずは第一集“自刻自用印”からのスタートです。オフセット印刷A5版50頁 全45顆。一冊¥2000（税.送料込）※希夷斎BASEでの頒布により諸経費として3冊まで200円がかかります。4冊以上はレターパック送付になりますので別途170円加算になります 私がなぜ、計良袖石先生に魅力を感じるのか？それはひとえに“孤高”であるが故。日展、読売、毎日など各種公募展の会場には絶対並ばない独自なものであること。以前私が頒布したご自身の著書『鐡筆万歩』に見る様に、若い頃より自身の好む所で収集された書画金石をひたすら研究され、優れた鑑賞眼による独自の閃きからの奏刀印は、古典に立脚した上質かつ力強い安定感と、あくまで独り立つ野生味に穏やかで素朴な暖かさが加わり、そこに印人としての至高の営みを見るからです。篆刻の世界はなにも展覧会だけではない、芸術は独りから始まる！と言う事をこれでもか！と言うくらい見事に実現して来た偉大な印人だからです。 この印譜第一集スタートは「自刻自用印」から。そして今後も第二集、三集と遺墨集では見られなかったものを重点に、歴代の代表作から依頼印までなるべくあまり世に発表されていない印も厳選し、一年毎に一冊刊行する予定とのこと。先ずは皆様、是非第一集をお買い求めくださいませ。 希夷斎BASEサイトにて頒布しております。まとめ買いも2冊から10冊までご用意しております。

令和2年10/10〜11/10に福岡県築上市の旧蔵内邸内で開催された、現福岡教育大学教授の服部一啓先生の個展作品集です。 服部先生と前任の愛媛県立三島高校書道部は映画「書道ガールズ」のモデルとなった事でも有名。書道甲子園の先駆けを作った熱血書道教師でもあります。 今回個展は書に対する先生の熱い思いと絶え間ない鍛錬による書技を以って、煉度と重厚な骨力を芯にした造形が、迸る情熱の中で縦横無尽に駆け巡る圧倒的な作品の数々。 そしてそれら作品群が、旧蔵内邸の贅を尽くした鎮静寂々たる純日本建築の中でどう活きるのか、そして空間をどう活かしたのかを、明白に示してくれる他に類のない素晴らしい作品集です。是非多くの皆様のご購入をお待ちしております。

平成29年10月に開催した個展「希夷斎の奇異祭」の作品の一部を収録した作品集（DVD版）です。 希夷斎本人の篆刻作家としての思い、考えかたなどインタビュー形式での動画なども収録してあります。

平成29年10月に開催した個展「希夷斎の奇異祭」の作品の一部を収録した作品集です。